CIB5月月例会、千葉県内のレジェンド起業家・寒竹郁夫さんが登壇
2025年05月28日(水)
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- PALPLAT
- オニオン新聞社
- 寒竹郁夫

【CIB月例会レポート】
ついに第4期始動!熱と希望に包まれた、5月の月例会
2025年5月26日(月)、千葉イノベーションベース(CIB)の第4期初となる月例会が開催されました。
今回のテーマは「成長」。地域で挑戦を続ける起業家や支援者たちが集結し、活気ある雰囲気に包まれながら、報告・発表・対話・交流が展開されました。
🔹【第1部】担当理事からの活動報告でスタート
冒頭のセッションでは、各理事からこの一年の重点方針と現在の取り組み状況が報告されました。
- 起業家の成長にフォーカス
- 交流人口を増やす
- 売り上げなどの数値開示
- CIBメンバー総売上758億円、営業利益総額100億円、総雇用数2900人
- ■月例会理事(まっちゃん):
経営者として「視座」「視野」「視点」をアップグレードできる、成長機会を提供すること
グロースビジョンピッチの実施、8分のプレゼン、2分のアンケートでメンバー、支援者との連携を促進 - ■フォーラム理事(イッシー):
CIBのセンターピンであるフォーラムへの「スピードアサイン」&「フォーラム満足度」を上げること - ■ラーニング理事(かわまん):
「直接的な数字成長につながる学び」を提供すること - ■広報理事(けんちゃん):
千葉県民みんなが知っている起業家コミュニティCIBの実現 - ■エントリーマネジメント&エンゲージ理事(あげちゃん):
CIBに強く共感した熱い起業家を増やし、全委員会を巻き込み、勢いをブーストさせる。

🔹【Growth Vision ピッチ】起業家2名の熱い登壇
今期から新設された「Growth Vision ピッチ」には、注目の2名が登壇。
- ひろちゃん(山本寛):株式会社オニオン新聞社
地域密着型の事業開発モデル「グローススタジオ」の構想を語り、ベンチャー精神を地方から再起動する姿勢を共有。 - まっちゃん(松田拓也):PALPLAT株式会社
美容人材のHRプラットフォーム構築に挑む中、スキル見える化・クラウド化・AI活用など未来型人材マネジメントを展望。
参加者は真剣なまなざしで耳を傾け、質疑応答も非常に活発。まさに“応援されながら成長する”CIBらしい時間でした。

🔹【特別講演】寒竹郁夫さん(DSヘルスケアグループ代表)
「夢なき者に成功なし」——挫折と苦難が生んだ本質的イノベーション

会のメインコンテンツとして登壇したのは、DSヘルスケアグループ代表・寒竹郁夫氏。
医療法人の開業医からスタートし、今では1500人超のグループを率いる経営者です。
氏の講演は、「成功談」ではなく「失敗談」から始まりました。
高校時代の理不尽な野球部での努力、採算の合わない7階建てビル「安土城」の建築、借金4億円超という絶望的な局面。そんな中から生まれたのが“訪問歯科診療”という逆転の着想でした。
「夢なき者に成功なし。苦しい中生まれたサービスが、社会のニーズと一致した瞬間、それがイノベーションになった」
そう語る寒竹氏の声は、重く、温かく、会場全体に沁み渡りました。
彼が築いたDSグループは、訪問歯科に始まり、福祉・介護・教育・地域医療の領域まで拡張。「医療を産業化」し、社会保障の限界に挑戦するその姿勢は、千葉発の挑戦を掲げるCIBにとっても強烈な示唆となりました。

🔹【第2部】Meet-Up交流会で未来のコラボが生まれる
その後の「ミートアップ交流会」では、会員・ゲスト・登壇者がテーブルを囲み、熱心に名刺交換と対話。
「この人とつながれたことで、次の動きが生まれるかもしれない」——そんな期待感が会場を包み込みました。千葉イノベーションベースが持つ熱量と推進力。
「千葉県内全ての起業家とつながり共に成長を果たしたい」4期会長のひろちゃんの野望を参加者全員がそれを肌で感じた懇親会でした。


