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「オリンピック理論」を活用した千葉県からのスタートアップ創出に関する政策提言

2023年11月22日(水)

千葉イノベーションベース(CIB)2周年イベント!

千葉県発のイノベーション創出に貢献する
「Innovation conference 2023」を2023年11月21日(火)に開催。一般社団法人千葉イノベーションベース(CIB)会長 大内 慎(株式会社ディマージシェア代表取締役社長)は、熊谷俊人千葉県知事へ、千葉県へのスタートアップ創出に向けての政策提言を行いました。以下、提言内容となります。

千葉県知事 熊谷 俊人 様

令和5年11月21日
一般社団法人 千葉イノベーションベース

「オリンピック理論」を活用した
千葉県からのスタートアップ創出に関する政策提言

現代の経済環境は、急速な変化と競争が常となっています。この中で、地域の経済成長と持続的な発展を実現するためには、新しいアイディアや技術、ビジネスモデルを生み出す起業家の存在が不可欠であり、起業家の個にフォーカスし、共に成長していく支援や、起業家が直面する実際の問題に対応した柔軟な支援の提供が求められています。
そこで、千葉県における新たな起業家支援として、「オリンピック理論」に基づく環境構築を下記のとおり提案します。これは、各分野のトップランナーが連携することで、起業家が最高のパフォーマンスを発揮できるエコシステムを創出し、千葉県が起業家支援のリーダーとなることを目指すものです。併せて、提言の実現に向けて、産学官金の具体的な連携を進める「千葉県スタートアップ協議会」を設置し、各界の代表が議論する場や、具体的な施策を検討するワーキンググループを設けることを提案します。

【提言】
1 起業家に特化したインキュベーション施設の設置
起業家の成長を支援し、コミュニティ構築を促進する場の設置を進める。

2 人材育成及び相互支援プログラム実施への支援
起業家同士の相互支援を通じたビジネススキル等の向上を図る。

3 資金調達のサポート
千葉県独自のスタートアップファンドによるリスクマネーの投資環境整備により革新的なビジネスの芽を育てる。

4 技術・研究開発の支援
県内の大学や研究機関が持つ技術や研究成果に対し、起業家がアクセスできる環境の整備を進める。

5 大企業との連携強化及びマッチング支援
新市場開拓に向けた大企業と起業家のマッチング機会を設け、連携を強化する。

6 地域課題を解決するソーシャルベンチャー育成
 地域課題を解決する持続可能な事業創出に向け、起業家と課題を共有する。

以下、原文を記載

CIB 2周年「イノベーションカンファレンス」
CIB 2周年「イノベーションカンファレンス」