Home 活動レポート 【2024年7月3/4日 多古町未来会議参加レポート】

【2024年7月3/4日 多古町未来会議参加レポート】

2024/07/03

多古町役場

健ちゃん起点の広報・アライアンス活動として始まった千葉全域に向けた首長訪問企画。

今回はその派生として「CIB 多古町未来会議」と題し多古町役場を二日間に渡って訪問してきました。

■大規模な空港拡張が決定している成田広域都市圏の活性化構想案、

■道の駅を中心とした町民に新たな付加価値を提供する複合拠点の施策案など、

1日目に頂いた町の皆様からのオリエンに対し、翌日の午後までに参加者各々が独自の施策案のプレゼンをする、という、まさに「リアルノンタイトル」刺激的な企画となりました。

皆さん自社のサービスや強みに直結する諸案で実際に現実化する可能性も多いにあり、

町側も町長様以下、皆様から予想を超えた提案レベルだった、是非今後も関係して欲しいと、ご評価頂きました。

また、町側の声掛けで朝日新聞の記者さんも取材に入って頂けました。

皆までは語り尽くせませんが、また2回目以降も実施できるよう尽力して参ります。

【活動内容概要レポート】

参加したメンバーは、たなぽん、ひろちゃん、なかちゃん、ぶんさん、えんちゃん、いっしー、きょうちゃん、けんちゃんの8人。※CIBでは年齢や企業規模の上下大小関係なく、お互い同列の目線で学び合う文化の一環としてお互いを皆ニックネームで呼び合います。

9時半に町役場のロビーに集合。そのまま会議室で役場の担当者から「町の課題」「町のこの先のプラン」についてレクチャーを受けます。

午前中いっぱいかけて空港の拡張に関する様々な事業の説明。多古町がこの先数年で大きな発展をすることが想像に難くないレクチャーでした。

お昼は多古町の道の駅「あじさい館」でランチ。皇室に献上米として選ばれるほどのいしいお米「多古米」をつかったランチでお腹も心も満たされます。

あじさい館は土産の販売所でもあり、農産物の直売所でもあります。ここに多古町の町議会議員でもあり、多古米の生産農家でもある「多古米王子」こと萩原宏紀さんもわざわざ挨拶しに来てくれました。

午後からも引き続きレクチャー。別の部署の方がお話してくれますます多古町に関する解像度が上がり、町の課題感と経営者としての使命感に火が付きます。

「みんなで一つの事業を提案しよう」と、メンバーのひろちゃんからの提案。

みんな一旦は、

「そうだね…」

と、合意形成がとれたかのように思われました。

が、われわれは経営者の集まり。頑固でわがままで夢と希望に満ち溢れています。

それぞれが事業提案をすることになりました。

目指すは翌日の平山町長が参加してくれる予定のプレゼン。

レクチャーの後に質問タイム。さらに解像度が高まります。みんな一国一城の主。それぞれの事業が町の課題解決につながるという確かな手応えを感じ、質問にも力が入ります。

レクチャーのあとは懇親会。多古町で「たこみんFM」とうコミュニティFM事業を推進する鳴滝社長など地元経営者も参加。さらに情報を得て、宴席はこの先のビジネス展開についてワクワクする話で盛り上がりを見せます。

多古町のお米と多古町産の農産物、千葉県産の豚などをふんだんに採り入れた夕食。お腹いっぱいになります。たくさんの情報を得て、明日のプレゼンに向けて士気が上がります。

そして翌朝…

朝食もほどほどに、昼ごはんも抜きにして15時からのプレゼンに備えて経営者たちは無言で企画書を仕上げます。持ち時間は1人5分。ピッチスタイルのプレゼンで各部署の皆さん、町長へ思いを伝えます。前日のレクチャーで得た情報に自分達で得た情報、専門知識を駆使して事業提案が作られます。

事前のプレゼン練習とアドバイスありのフォードバック。メンバーのプレゼンにそれぞれかなり辛口の点数をつけ相互評価。15時から予定されている各部署の方々が集まるプレゼンにむけ入念な準備を行います。

多古米を使った高級な日本酒のEC事業などを提案するいっしー。リスクもいっしーが負い、全てのプロデュースを約束。売上の確約まで5分でまとめました。

多古町の自然環境を活かした観光事業をプレゼンするなかちゃん。ドローンを活用することでの映像制作なども提案。

多古町の基幹病院「多古病院」と連携した海外の富裕層向け健診事業や都心部の医師と連携したオンライン診療などを提案するたなぽん。

社会体育の教育事業をプロバスケ選手が地域おこし協力隊を活用して担っていくという街づくり事業を提案するきょうちゃん。

いつになく真剣な表情でとうとうと多古町の将来についてのビジョンを示すぶんさん。実は、前日からの無理がたたりこのあと貧血状態に。

道の駅の拡張と成田空港機能の拡張を視野に入れ多古町の農産物ふくめたブランディングを提案するひろちゃん。多古町を商社化し史上初の地方行政が経営する街づくり会社上場を示唆します。

けんちゃんは、撮影者だったので写真なし。地域おこし協力隊を活用したローカルメディア運営による街づくり人材の担い手育成と、都市部連携での人材確保を提案しました。

えんちゃんは、2日目は仕事の都合がありプレゼン欠席。

平山町長からの鋭い質問なども頂き、現場担当者・責任者との名刺交換。5分のピッチではまだ荒かった事業の細かい部分までふくめての情報共有などを行いピッチ終了後も予定を1時間ほどオバーして事業の話で盛り上がりを見せる。

経営者の持つ可能性、起業家が地方創生を本気で考えてみたら社会がっもっと良い方向に向かえるのではないか?という希望を得てメンバーはそれぞれの日常に。名残惜しかったメンバーで多古町の名物ハンバーガーを食し、2日間の合宿は幕を閉じました。