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会長・副会長/担当理事/委員会
氏名
都築 則彦
企業名/役職
NPO法人おりがみ 理事長
紹介文
千葉県生まれ・千葉県育ち、幼稚園から大学院までずっと千葉にいます!牛乳配達店の二代目として生まれ、稼業を継ぎながら、大学院でボランティアの研究を行い、NPOの理事長も務めています。学術的知見から導き出した構造的な社会課題に対して、ビジネス・市民活動の視点からアプローチしています。

#県内出身, #県内在住, #県内起業

About

会社情報

社名
NPO法人おりがみ
創業年月日
2021/02/04
SNS/会社URL
twitter
https://twitter.com/origami_vol
note
https://note.com/norihiko_2020
コーポレートサイト
https://origami-vol.or.jp/

何をしている会社なのか?

NPO法人おりがみは、ボランティア企画のマネジメントを行うNPO法人です。2020年東京オリンピック・パラリンピックへの参画を目指して2014年に学生団体として立ち上がり、様々な東京2020大会関連企画のレガシーの継続・発展に取り組むとともに、魅力的なボランティア企画の研究・開発を進めています。

2014年設立以降、60大学300名以上を抱える日本最大規模の学生団体として、様々な社会課題に関わる、学生のボランティア活動を実施。東京オリンピックパラリンピックの文化プログラム「Tokyo Tokyo FESTIVAL」に「BON FES TOKYO2021」が学生で唯一採択。宇宙分野では、スペースバルーンの技術で成層圏で「炎越しの地球」を撮影し、共生のシンボルにする「Earth Light Project」を実施。他にも、学生ボランティアを組織し、障害のある人のパラスポーツ観戦を楽しく支援する「パラ『旅』応援事業」や、千葉県南房総での秘密基地づくりなどを通して、県内の環境活動をリードする若手人材を育成する「Green Adventure〜環境冒険家の訓練場〜」などを運営。

なぜやっているのか?

「小さな牛乳配達店の二代目」という、自らの人生の制約から逃れたかったことがきっかけです。そのために、とびきりのロマンを求め、2014年に東京オリンピック・パラリンピックに向けた学生団体「おりがみ」を設立し、7年以上活動を続けてきました。東京2020大会という歴史的な大舞台で、日本中で若者の創造的なプロジェクトが展開され、その機会をひとりでも多くの若者が享受できる環境を作ることが僕のビジョンでした。そのビジョンに向けて取り組む中で、日本社会の「ボランティア」の文化に強い問題意識を持つようになりました。
ボランティアは本来、市民が社会に関わる権利であり、オリンピック・パラリンピックへの参画を市民の側から主張されるものであるはずなのに、その認識が全くされておらず、本来「ボランティア」と呼ばれるべきはずの自分の取り組みが、「何と呼べば良いかわからない活動」になっていました。
日本のボランティアの文化を変えることで、自分の人生に自由を感じられる人が増えるかもしれない。これが、NPO法人おりがみの基本的な活動動機です。

どのようにやっているのか?

NPO法人おりがみが保有するボランティア企画のマネジメントの強みは、①企画設計、②募集、③研修、④当日運営、⑤分析・報告、⑥コミュニティ化のトータルプロデュースができることです。
また、10代・20代を中心とした400名以上の会員ネットワークを有し、県内の大学・高校と連携した事業を構築することが可能です。

以上の技術を基盤に、インキュベーション事業・企画代理事業・マネジメント代理事業の3つの角度から事業を展開しています。
インキュベーション事業においては、創造的なボランティア企画を生み出しています。例えば、燃焼器を成層圏に打ち上げ、地球と宇宙を背景に炎を点灯するプロジェクト(Earth Light Project)や、半世紀前に失われた上野の盆踊り大会を復活させるプロジェクトなどを実施してきました。
企画代理事業においては、ボランティアを募集することを条件とした企画を業務委託として請け負い、トータルプロデュースを行います。
マネジメント代理業においては、大規模な事業の中のボランティアのセクションを担当し、目標人数のボランティアをの募集と着実な当日運営を行います。

何を目指しているのか?

私が実現したい世界は、「ほっとけない」と思えるものを、全ての人が手にできる社会です。

夢でも課題でも仲間でも、「ほっとけない」という感情から何かのために頑張ることの中で、人は幸福感を感じられると思っています。しかしながら、オリンピックにおける「ブラックボランティア批判」に代表されるように、日本社会の中でボランティアというと、自らのミッションに向けて自分の意志で動いていくというイメージよりも、動員されるイメージが強いと思います。そのため、社会貢献は社会的企業や事業型NPOが担うようになっていき、ソーシャルセクターは、皮肉なことに排他性を帯びた空気に包まれているように感じます。

学生も社会人も、貧困層も富裕層も、障害者も健常者も、すべての人が、「ほっとけない」と思うものに出会い、そのプロセスの中で自己実現を果たしながら、自分自身のロマンやときめきや大切にしたい仲間、どうしても解決したい課題に少しずつ出会っていく。この権利を自然と手にできる社会が、僕が実現したい世界です。

今後事業成長していく上で繋がりたい分野

イベント企画・まちづくり分野